日常生活における運動量
通勤通学、家事等における運動量は50年前と比べてどのように変化しただろうか?それと比べて食事の量、質はどのように変化してきたのだろうと、ふと思った。(本当に現代人が必要とするカロリー数値はいかほどなのか?)
そこで、先週1週間自分がどれだけの距離を自身の足で移動したか、おおよその距離を計算してみた。答えは、1日平均約1kmです。この数値は学生時代と比べるとおおよそ6分の1。この数値には唖然とした。
食べる量は、確かに学生時代とは異なりますが、それでもおおよそ70%です。運動量、年齢(現在60歳)を勘案して見ると、かなりバランスが崩れているような気がする。すなわち、運動不足で食べ過ぎと言うことになる。(その分トレーニングで補っている。)
先進国の現代人にとっては、技術の進歩と所得の増加により、日常生活における運動不足と、食事の取り過ぎは日常化している。確かに50年前と異なり、1日に移動する距離は数十倍に増えた。だがそれは乗り物による移動距離である。このことは年齢に関係なく、大人も子供も同じである。
肥満による弊害についていろいろなことが言われている。その対策として食べるものは何がいいとか、どのように食べるのが良いとか、こんな運動をするのが良いとか言われている。不足する栄養素に対するサプリメントも氾濫している。健康問題は大きなマーケットになっている。裏を返せば人々は経済的に裕福になり、市場は肥満体を求めていることになる。市場原理はそれで良いかも知れないが、税金を投入する医療費に関してはマイナスに作用する。
人は腹8分が良い。常にお腹が少し減っているのが良い。食べ過ぎによる肥満は、家計に占める食糧費の低減で改善できる。それと並行して食事に時間をかけ、調理に知恵を絞ることだと思う。余剰金は生活を楽しむために使う。かなりの余剰金か生まれる。(衣服もサイズの変更が少なくなる。)多くの人々が取り組めば、環境負荷も軽減され、食糧問題も少しは解決される。「おいしかった、もう少し食べたいな精神」が肥満を改善する。
問題は運動不足である。移動手段の進化により重量物を持って、人力移動することはまれである。移動は時間との関係があり、今更昔の生活様式に戻すことは不可能である。家の中における家事の問題も同じことである。(ますます楽になると思います。)
今、ウォーキング、ジョギングをされる方が増えているが、肥満対策には疑問を感じる。日常生活そのものに運動不足があるわけなので、軽い運動では問題は解決されない。また身近に安全、快適に、このような運動をする場所も限られている。(車、自転車、排気ガス、信号機、歩道の幅員、照明等の問題がある。最近の世相では犯罪も問題となる。)これらの問題点を解決するには、地域に格安なトレーニングセンターを設けることとだと思う。
私が3年ほど利用している施設を例として挙げてみます。仙台市体育館内のトレーニング室を週平均4日利用している。時間帯は18時から20時前後の2時間をあてている。費用は1か月1,600円。筋肉トレーニングマシン、バーベル、ダンベル、ウォーキングマシン等すべてそろっている。また体育館の観客席通路(1周240m、290m)をジョギングできる。気候の良い時には外のグランド、外周を気軽にランニングすることもできる。当然更衣室、シャワー室も完備している。体育館までは車で行く。
今年1月からのトレーニングの内容は、1)軽い柔軟体操を行なう。 2)ウォーキングマシンで時速6kmで30分歩く。その時負荷をかけるため3kgから6kgのいづれかのダンベルを両手に持って行う。汗が滴り全身が温まる。 3)腹筋を行う。1セット10回で5セット、現在はブローンローリングで膝をついておこなっている。 4)ベンチプレス(40kgから初めて80kgまで)スクワット(40kgから初めて80kgまで)を行う。これらを基本とし時間、回数、重量を変えて行っている。現在は100kgを目標としている。
身長は164cm、体重は68kgから71kg、ウエスト80から81cm、体脂肪率19から21である。血圧正常、これといった持病はない。(以前医者から肺気腫の恐れがあると言われたが別段問題はなし)通便はすこぶる良い。肌の血色がよくなった。シミも薄くなった。(春から秋は海釣りに月に2〜3回出かけているが)その他として好き嫌いがなくなってきた。熟睡もできている。今のところ医者要らずである。
今のところ100歳まで続けようと思っている。施設利用者は残念ながらそれほど多くはない。開場時間が23時まで延びれば利用者も増えるかもしれない。人間環境の変化に対して人は進化するが、まだうまく進化していないようだ。健康な人が増えれば、社会の弊害が少なくなる。





