スクールターフは空隙を確保するという特長から、駐車場を芝生化することも可能です。
従来、駐車場を芝生化した場合にどのような事が問題となっていたか
- 駐車場を芝生化すると、タイヤが設置する部分の芝生が死滅し易く、床土がむき出しになります。また、芝生の復元も容易ではありません。タイヤがいつも設置する部分以外も、車の自重で床土が固結し、芝生が弱りだし、死滅することもたびたび起こります。
- なぜ駐車場の芝生は枯れて死滅してしまうのか?それは床土の固結が最大の原因です。
- 芝生は全体の90%が根で構成されています。一般に植物は二酸化炭素を吸収し酸素を排出しますが、根は酸素を吸収し、二酸化炭素を排出します。芝生の根は床土から水、栄養分を吸収し、酸素を吸い込んで二酸化炭素を吐き出しています。このときに一番活動する根が、枝状に伸びた細根です。
- 床土が固結してくると床土内で空気の移動が出来なくなり、酸素が不足し、溜まった二酸化炭素を床土の外へ排出できなくなってしまいます。
- 二酸化炭素が溜まりだすと、芝生は呼吸が出来なくなり、やがて根が弱って行きます。一番初めに死滅して行くのは細根の部分です。細根が弱れば、地上部の葉身の部分も貧弱になり、少し環境が苛酷になっただけでも枯死してしまいます。
- 固結した床土の中で芝生の根は移動することも出来ず、栄養も吸収できず、さらに固結した床土に雨が降ればさらに床土は固結し、排出されない雨水や、二酸化炭素が病気の原因となり、芝生は枯れるどころか、姿さえ無くなって床土がむき出しの状態になって行きます。芝生の床土の固結は駐車場として使用している場合、深さ約10cmにまで達すると言われています。
このような悪循環に陥ると、芝生の床土そのものを耕すか、固結した床土の表面10cmを入れ替えなければ、芝生はもう根を下しません。種を撒いても、苗を張っても芝生は育つことが出来ないでしょう。このことは人が頻繁に使用する芝生のアプローチ部分にも同じ事が言えます。
なんで駐車場をスクールターフにすると芝生が元気になれるのか?
- 最大の理由は固結する床土がKTS-ストラタム混合物で空隙を確保されているからです。
- KTS-ストラタム混合物は体積のかなりの部分をゴムチップが占めています。このゴムチップにより混合物自体が上から圧力がかかって圧縮されても復元することが出来るからです。(ゴムは圧縮されても必ず復元します)
- ゴムチップなどの材料を固めるのに特殊アスファルト乳剤を使用し、さらに空隙を確保しやすい構造に仕上げてあります。
- 特殊アスファルト乳剤は分解するときに水が抜け、そのまま空隙として維持される。この空隙をゴムチップが守り、潰れないようにしています。
- 芝生の根はこの空隙の中を成長し、まるでエアレーションをこまめに行った、またはミミズが地中に沢山のトンネルを掘ったような効果以上のものが得られます。芝生の根から排出された二酸化炭素は滞ることなく混合物の外へ排出され、水は溜まることなく浸透し、芝生を駐車場にした場合におこるであろう悪循環を断ち切ります。
芝生の葉は混合物によって守られていないはず、擦り切れても大丈夫なのか?
- 確かに芝生の葉は車のタイヤにねじられたり、踏まれたりして擦り切れて行きます。混合物は根を守る事はできても葉はどうしようもありません。
- しかし、根が元気なら芝生は復元することができるものです。また、芝生の葉が擦り切れたとしても床土は固結せず、芝生にとっては生育しやすい環境のままです。
- 葉が擦り切れた場合の復元スピードも速い上、完全に芝生の葉、茎が擦り切れて無くなってしまったとしても、種子の散布や苗を張るだけで十分に復元は可能です。
- 芝生の葉を保護する方法としてスクールターフの上にさらにゴムチップを散布する方法も実に有効な手段です(ターフチップ)
- 公園などの歩道やアプローチ部分等、人が頻繁に通る部分は芝生が死滅し易く、床土も固結しやすいです。
- このような場所では、駐車場で説明したような悪循環が発生しています。一度固結した床土は入れ替えるか、頻繁にエアレーションを行わない限り、再び芝生を根付かせるのは非常に難しいです。
他の場所の芝生は元気なのだけれど、一部分だけどうしても死滅してしまうような場所が必ず現れると思います。そのような場所にスクールターフは最適です。特に重点的に人が歩く場所は面積がそんなに大きくはありません。このような小さな面積のみスクールターフに変更するのであればコストも高くならずにすみ、ローテーションすれば痛んだ芝生と交換、養生し、また使用するという方法もあり、多様な状況に対応出来ます。
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屋上の天然芝生化(屋上緑化 |
スクールターフの用途 |
スポーツ施設、校庭、庭園の芝生化 |


