9.計算
9.1
理論的落下高さ(Theoretical Drop Height)
9.1.1
理論的落下高さ、h は衝撃速度の測定値vから、公式h=v2/2g を用いて計算される。gは重力加 速度である。
9.1.2
自由落下試験では、理論的落下高さ、h は落下時間 t から公式h=1/2 gt2 を用いて計算される。
9.1.3合成加速度(Resultant Acceleration)
―3軸加速度計を用いた場合、衝撃の時間履歴におけ る各ポイントでの合成加速度はで計算される。ここで、ARは合成加 速度で、Ax、Ay及びAzは半球体のX、Y及びZ軸に並べられた加速度計に記録された加速度である。
9.2g-max
― スコアについてのg-maxは衝撃の時に記録された加速度の最大値として記録される。 もし、3軸加速度計を用いた場合は、g-maxは合成加速度の最大値として決定される。
9.3平均g-max (Average g-max)
― 一連の3回の衝撃試験の2回目、3回目のg-maxを平均して決定 する。
9.4半球体角度の決定(Determination of Missile Angle)
―自由落下試験において、衝撃の直 前、及び最大加速の瞬間の半球体の角度を計算しなければならない。この計算のためには、衝撃直 前は合成加速度が最初に閾値5gに合致又は超えたデーターサンプルとする。角度は分力加速度から 計算する。半球体角度のコサイン(cos)は次式により計算する。
5. 頭部傷害基準5(Head Injury Criterion・・HIC)
― 衝撃のHICスコアは下記により計算さ れる。
5Chou, C., 及びNyquist,G., “Analytical Studies of Head Injury Criterion” SAE Paper No.740082, Society of Automotive Engineers, 1974.
1.
衝撃の加速度‐時間履歴において、衝撃の始まる直前の時点をT0、衝撃終了の直後の時 点をT1と置く。
2.
t1.≧T0、t2>t1、t2≦T1である各時間間隔(t1、t2)に対して、trial HICの積分を評価 し、記録する:αt=時間tにおける加速度で、もし、3軸加速度計が使用される場合は合成加速度として 定義される。
3.
各時間間隔(t1、t2)についてtrial HIC間隔t2−t1を計算し、記録する。
4.
衝撃に対するHICスコアは全てのtrial HIC(t1,t2)スコアの最大値として決定される。
5.
HIC計算に使用された数字的処理は真値の±1%である結果を与える。
註7―HIC計算のコンピューターアルゴリズムは付録X3に示されている。
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8.試験装置 : ASTM:F1292-04 |
ASTM:F1292-04 2004年 |
10.機器類のチェック : ASTM:F1292-04 |


