常温開粒度アスファルト混合物
1.OGM工法とは
OGM(Open Graded Asphalt Emulsion Mixes:常温開粒度アスファルト混合物)とは、2.36丱侫襯つ眠疥┐0〜20%、0.075フルイ通過率が0〜2%の開粒度骨材に特殊アスファルト乳剤を4.5〜6.5%添加物した混合物を表層材、路盤材として使用する工法である。
2.OGM混合物の特長
- 使用するアスファルトの針入度が200〜300と軟らかいため、劣化しにくい混合物である。そのため寒冷地や交通量の少ない林道・駐車場、農道舗装には特に適している。
- 混合物の製造、施工はすべて常温で行なえるため、一般に使用されている加熱混合物より消費するエネルギーが極めて少ない。
- 骨材をまったく加熱しないため、高温劣化を防ぐことができ、加熱混合物に利用できない骨材でも利用できる。
- 大粒径混合物(最大粒径50)をすくないエネルギーで、またローコストで製造できる。
- 混合物は1〜2ヶ月貯蔵しておくことができ、混合物の温度を考慮することなく施工することができる。
- 骨材の粒度が開粒度であるため、透水性、排水性舗装の表層材として利用できる。またすべり抵抗性に富んだ舗装となる。
- すべて常温で施工できるため、林道等の防火の要求される箇所の施工に適している。
3.粒度
OGMの骨材粒度は、表・1を標準とする。
与えられた材料で、所要の品質、ワーカビリティーを持ち、かつ最も経済的な混合物が得られるように行う。
- 使用材料は、必要な品質を備えて、必要量確保できる材料を選定する。
- 表・1の粒度範囲で、しかも適切な粒度曲線が得られる各骨材の配合比を決定する。
| 骨材粒径 | 仕上がり厚(cm) | ||
| 儀 | 況 | 祁 | |
| 37.5 | 100 | ― | ― |
| 26.5 | ― | 100 | ― |
| 19.0 | 40〜80 | 90〜100 | 100 |
| 13.2 | 30〜70 | 40〜80 | 85〜100 |
| 4.75 | 10〜40 | 10〜40 | 10〜40 |
| 2.36 | 0〜20 | 0〜20 | 0〜20 |
| 75μ | 0〜2 | 0〜2 | 0〜2 |
| アスファルト乳剤(%) | 4.5〜6.5% | ||
4.アスファルト乳剤量の設定
適切な粒度に配合された骨材に対するアスファルト乳剤量を次の方法によって設定する。
- 次式を用いてアスファルト乳剤量を算出する。
P=(0.06a+0.12b+0.2c)×0.90(%)
a:2.36丱侫襯い忙栂韻垢詆分の重量百分率(%)
b:2.36丱侫襯い鯆眠瓩靴董75μに残留する部分の重量百分率(%)
c:75μフルイを通過する骨材の重量百分率(%)
- 算出したアスファルト乳剤量を中心に混合試験を行い、混合状態を観察してアスファルト乳剤量を設定する。
- すでに同一材料および配合を用いて良好な結果を得ている施工例があれば、その時のアスファルト乳剤量を参考とする。
- マーシャル試験を行う場合、配合が粗いので26.5舒幣紊虜媽个禄いてマーシャル試験を行い安定度を確認する。
5.混合物の物性値
混合物の物性値を、表・2に示す。
| 項 目 | 基準値 |
| 安定度(圈 | 250坩幣 |
OGMのマーシャル試験は次の方法による。
- 表面乾燥状態に近い骨材にアスファルト乳剤を加えて十分混合する。
- この混合物をマーシャル試験モールドに入れ、両面50回づつ突き固め、モールドに入れたまま110±5℃の恒温乾燥炉に入れ、24時間放置する。取出してから直ちに両面25回づつ突き固め、室温で常温になるまで放置後脱型し、25℃の水中に30分間浸透したのちマーシャル安定度を測定する。密度は、ノギス法により行う。
6.混合物の製造
混合物の製造にはミキサー(バッチ式ミキサーまたは連続式ミキサー)を用いる方法と、ショベルを用いて混合する方法がある。
6−1 ミキサーによる方法
ミキサーへの材料の投入は、骨材、アスファルト乳剤の順に行う。
混合時間が長いと砕石面よりアスファルトが剥離することがあるので注意する。
6−2 ショベルによる方法
骨材を大きい粒径のものから所定割合を、順次層状に敷均しを行う。次に所定量のアスファルト乳剤を散布し、ショベルで切返しながら混合していく。
この場合材料のロス率を10%程度みておくとよい。
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常温アスファルト舗装(OGM工法) |
常温開粒度アスファルト混合物の施工手順 |


