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芝生保護用ゴムチップ  【ターフチップ】
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リサイクルタイヤゴムチップのバックデータ

 廃タイヤラバーチップによる窒素化合物の流出防止2002年ウィスコンシン大学マディソン校土木環境工学部ジム・パーク教授,ボブ・リシ研究員

1:廃タイヤラバーチップによる窒素化合物の流失防止

 2002年ウィスコンシン大学マディソン校土木環境工学部ジム・パーク教授、ボブ・リシ研究員で試験が行なわれた。

室内試験

芝生を張らずに試験をした

廃タイヤラバーチップによる窒素化合物の流出防止試験断面図

 上記断面供試体に、窒素化合物水を流下させ砕石層,ラバーチップ層より浸み出してくる窒素化合物の濃度を測定した。
試験期間は1年間継続し、その結果は下記表の通りである。

A断面
(全米ゴルフ協会の規格)
B断面
(ゴムチップ使用)
C断面
(ゴムチップ使用)
100 78.3 82.1

 砕石と比較して、5儻(B)で17.9%,10儻(C)で21.7%流出を防止した。

現場試験(フィールドテストはパッティング・グリーンで行われた)(試験期間は1年間)

A断面
(全米ゴルフ協会の規格)
B断面
(ゴムチップ使用)
C断面
(ゴムチップ使用)
100 41.4 77

 ゴムチップ使用は、砕石使用より、23%、58.6%窒素化合物の流失を防止した。(芝生を生育させるとその効果はさらに増大する)

2:廃タイヤラバーチップ(ワイヤーの除去がされていないもの)使用による水質試験

試験者名:メイン州立大学環境土木工学  Danan ・ Humphrey教授
     テキサス州立大学土木工学部  Lynn E・Katz教授
試験場所:メイン州立North Yarmouthの2級ハイウェイ

試験区構造断面

※クリックすると拡大します

 試験期間:1994年1月〜1999年6月の5年間3ヶ月に1回試料を採取し、試験が行われた。

試験結果

(A)水質分析

。丕斑佑蓮6〜8)で中性に近い廃タイヤシュレッド使用による変化はない。

■贈錬5,CODは、0.5〜3.0mg/函0〜600mg/箸芭昌邯涯茲虜垢呂覆ぁ

(B)無機質分析(飲料水としての危険性)

バリウム 両試験区共に同程度で問題は無い。
カドミウム 0.0005mg/販昌邯涯莇Δ貌営度で問題は無い。
クロム 両試験区共に同程度で問題は無い。
銅   0.009mg/函0.010mg/函せ藩儷茲虜蚤臙0.0024mg/函ぬ簑蠅鰐気ぁ
鉛   未使用区の最大値0.009mg/函せ藩儷茲虜蚤臙0.0024mg/函ぬ簑蠅鰐気ぁ使用区の方が少ない。
セレン 0.00017mg/函[昌邯涯莇Δ貌営度で問題は無い。

(C)その他の無機質分析(水の味,におい,色等に関するもので、特に健康問題に影響する物質ではない。)

アルミニウム,鉄,マンガン,亜鉛,マグネシウム,カルシウム,メトリウムは、土の中に自然に存在するものである。
タイヤのラバー,スティールの中には、亜鉛,鉄,マンガンが含まれている。使用区では、鉄,マンガンの濃度が、未使用区より多くなっているが、逆に亜鉛は使用区の方が少ない。
他はほとんど同じである。

(D)有機物分析

1995年12月28日,1996年4月5日,1999年6月22日試料採取し、揮発性有機物,半揮発性有機物の測定が行われた。
未使用区からトルエン0.07mg/函ぅ瓮船襯侫Д痢璽0.1mg/函ぐ詑香酸0.025mg/函ぅ侫Д痢璽0.074mg/箸検出された。

使用区からは検出されなかった。未使用区から検出された物質が何によるものかは不明である。
使用区からは、ジクロロエタネン,メチルペンタノンが0.005mg以下の微量が検出された。また、半揮発性ベンゾチアゾールが微量に検出されたが、これらは無視できる数値である。

3:(社)日本自動車タイヤ協会,日本タイヤリサイクル協会の資料
(この資料はJATMA,JTRAのタイヤリサイクルハンドブック リサイクル技術の試験データーによる)

溶出水データー 

測 定 値 排水基準値 埋立基準値
カドミウム 0.0005mg/醗焚 0.1mg/醗焚 0.3mg/醗焚
鉛   0.02mg/醗焚 0.1 mg/醗焚 0.3 mg/醗焚
六価クロム  0.02mg/醗焚 0.5 mg/醗焚 1.5 mg/醗焚
シアン化合物   不検出 1.0 mg/醗焚 1.0 mg/醗焚
トリクロロエチレン   不検出 0.3mg/醗焚 0.3 mg/醗焚
テトラクロロエチレン   不検出 0.1mg/醗焚 0.1mg/醗焚


タイヤの軟化温度 200〜300℃
タイヤのガス化温度 350〜400℃
タイヤの発火温度 390〜400℃

試験先:(財)化学品検査教会

4:廃タイヤチップの目土利用

競技場等、通行過多な芝地における廃タイヤラバーチップによる表面処理の試験

ラバーチップを土壌全体に混合することにより通行過多な場所にとっては理想的な土壌改良材になることは、過去の試験により証明されていたが、既設の舗装には適さないので表面散布の検討試験が行われた。

試験者:ミシガン州立大学  J.N.Rogers教授
試験期間:1993年〜1994年の1年間
試験区の土壌: 砂:ピート=80:20
芝生の種類:ペレニアルライグラス,ケンタッキーブルーグラス
ラバーチップの大きさ:1/4インチ(6弌法
10/20メッシュ(1.7弌0.75弌
ラバーチップ散布量:1崚り3圈9

試験結果

(A)芝の色調,密度は施工直後はラバーチップサイズが小さく、散布量が多いほど良い。ただし、1年経過後は、サイズによる違いは認められない。
量は多い方が良い。ただし、作業性はサイズが細かい方が良い。

  • (B)剪断強度はラバーチップが安定した場合には量が多い方が良い。
  • (C)芝の根頭組織を保護することが明らかとなった。砂は研磨作用をおこす。
  • (D)春先(4/7)の温度は対照区と比較すると13.6℃の差があった。芝地表面を暖め、休眠状態の芝草を早くよみがえらせる。また、夏場(成長期)に芝生の密度上昇するにつれて、遮光効果が十分に認められた。
  • (E)ミシガン大以外で行われた夏芝については、冬期間の損傷を防ぐのに役立つとのレポートもある。
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ゴムチップと肥料流失のデータ

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