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ブルーベリーの生育生態

ハイプッシュブルーベリーの樹形はプッシュ状で樹高は成木になっても2m程度である。着花・結実に達するのは早く、挿し木した翌年には花をつける場合もある。通常は植え付け3年目からならせる。栽培管理が良好ならば5?6年で成木となり、その後の管理次第では半永久的に栽培を焼けることができる。

岩手大学圃場における生育生態を第1表に示したが、開花期は早い品種で5月上旬、大概の品種は5月中旬で、同じ圃場のリンゴと比べるとやや早目である。開花期間は極めて長く、1樹のうち、最初の花が咲き始めてから大方の花が咲き終るまでに2?4週間にも及ぶ。開花期間が長いことは、そのまま収穫期間にも影響し、1樹の収穫期間は2週間以上となる。収穫期は早生種が7月上旬から、晩生種で7月下旬から始まるので、早生の収穫始めから晩生種の収穫終りまで約2か月間を要する。

表2 岩手大学圃場におけるブルーベリーの生育状態及び1粒重
品種 発芽 開花 満開 収穫初め 収穫最盛期 平均1粒重(g)
バークレイ 4/13 5/14 5/24 7/19 7/31 1.45
ブルージェイ 4.16 5.13 5.21 7.15 7.27 1.45
ブルークロップ 4.9 5.12 5.22 7.14 7.24 1.32
ブルーレイ 4.8 5.10 5.15 7.11 7.18 2.36
ブルエッタ 4.6 5.7 5.17 7.2 7.10 1.35
コリンズ 4.7 5.10 5.21 7.7 7.13 1.69
ダロウ 4.17 5.16 5.26 7.27 8.7 2.53
アーリブルー 4.11 5.12 5.21 7.7 7.12 1.33
ジャージー 4.15 5.15 5.27 7.19 8.1 1.20
ノースランド 4.8 5.10 5.17 7.11 7.19 1.17
スパルタン 4.10 5.12 5.18 7.11 7.18 2.87

花芽は前年伸びた枝の頂部および頂部に近い腋部につく。1つの花芽は6?12個の花を含み、房状になって咲く。果実の大きさは0.5?2.0gで、まれには3g以上になるときもある。生果で出荷する場合には1.5g以上が望ましい。

ブルーベリーの場合、リンゴやナシのような花の着生部位と開花順序の間にはっきりした法則性はないが、次のような傾向は認められる。

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長、中泉枝では果枝基部または先端部の花芽から開花し、中央部の花芽の開花が遅い。収穫期に見ると中央部の果粒肥大が劣る。  

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1花芽からなる花房中の開花順序は基部→中央部→先端部と進む傾向が強い  

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長、中果枝に大粒果が着き短果枝の果粒は小玉になりやすい。また、花はスズラン状で横向きまたは下向きに咲くが、その内部は囲1のような特異的な形態をしている。とくに雄しぺは変わっていて、中央部に薪があり、花粉は薪の先端部から出ている花糸菅を通り、気門(pore)と呼ばれる穴から排出される。受精は本来は他家受精であるが単為結果や自家受精もする。しかし、これらの果実は小玉で収穫時期が遅れるので、ミツバチ等の訪花屋虫の導入をはかり他家受精するように努める必要がある。