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開園と植付け

ブルーペリー栽培の成否は土壌条件に依るところが大きいので、まず、開園しようとする園地の土壌条件を把握する必要がある。赤土のような粘土質の土壌、水はけの悪い園地、長年に渡って石灰類を多量投与してきた畑地では最初から植え付けを断念した方が良い。前述のようにブルーベリーは酸性土壌を好むので、植え付けに先立って酸度の矯正を行う。pHが5.5程度であればその後の施肥管理で矯正できるが、それ以上高い場合にはイオウの液(ソイルマスター:大塚化学)や粉末を用いて矯正する。pHを1.0下げるのに10アール当たりソイルマスターで20〜30リットル、硫黄粉末で100〜150kgが必要である。栽植間隔は、当初1.5m)×2mとする園地が多かったが、その間隔では7〜8年で隣同士が交差し合うようになり、作業性が悪くなることがわかった。新たに植える園地では2m×2.5mにするのが望ましい。なお、機械収穫を行っているアメリカやカナダでは株間1m、列間4mで植えられている。

植え穴の大きさは深さ40cm、直径50cm程度でよく、有機物の少ない土壌ではスコップ一 杯程のピートモスを土とよく混ぜ(有機物の多い黒ボク土壌の場合ならばピートモスを混入する必要はない)、苗木を植える。苗木の周辺にはワラ、刈り草、針葉樹バーク・鋸屑でマルチを行う。肥料分のある堆・厩肥を植え穴に入れたりマルチに使うと障害が出る場合があるので避ける。 植え付けた苗木は非常に小さいので目印に1.5mほどのポールを立てておく。このポールはその後枝の誘引を行う場合に役立つのでなるべくしっかりしたものを選ぶ。