マルチングとは何か??

マルチングとは何か? どのような効果を期待できるのか?

地表面の飛散,流芒の防止、雑草の生育抑制、保温,保湿による植物生育の促進の為に地表面をなんらかの方法で覆うことをマルチングといいます。この方法は、世界各地で数百年以上前から行われています。今日その方法には下記の方法があります。

化学繊維等で作られたシート,ネットによるマルチング(雑草対策用)

道路の中央分離帯,法面,農作物の生産場所等でよく見かける雑草対策の方法です。強風により、めくれてしまったり、潅水方法に手間がかかったりします。また、廃材の処分が大変です。(産業廃棄物として処理しなくてはなりません)

特殊アスファルト乳剤による種子の流芒防止用マルチング(緑化用)

この方法は米国等で、種子を播いたあとの農作物生産に利用したり、法面緑化で利用するなど、一度播いた種子が※流芒しないようにするのに効果的です。昔から使われていた方法です。しかし、皮膜が薄く、短期間しか効果が持続しません。※流芒(流れ出る、土が流失するの意味)

ワラ,葦等の植物シート,ネットによるマルチング(雑草対策用)

この方法は、昔から国内で行われてきましたが、資材の調達が困難であり、また加工者が居なくなってしまいました。よって、マーケットにはなかなか流通しなくなっています。

松林の天然マルチング

腐葉土によるマルチング(雑草対策用)

この方法は、造園関係でよく利用されていますが、雑草防除にはあまり効果がありません。

細かく砕いた砕石によるマルチング(雑草対策用)

フラットな歩行路,駐車場でよく利用されていますが、雑草防除には適しません。逆に、雑草が生育したときは後が大変です。

ウッドチップ,樹皮チップによるマルチング(雑草対策用)

この方法は、効果もあり景観上も良いのですが、飛散,流芒を起こしやすくコストが高い、害虫等が発生しやすい、厚く施工しないと効果がありません。また毎年補充することが必要です。

この様に色々な資材を使った色々な雑草対策の方法がありますが、問題点も多々あります。これらの問題解決策として、岩手大学ほ場内で共同研究開発したCCマルチング工法があります。