粒経の大きなゴムチップを基盤層とし、粒経の細かいゴムチップを表面へのま詰め処理、又は一定割合で混合し、合成粒度として使います。この様な構造にすることにより、粒経の異なるゴムチップがかみ合い、耐久性のある舗装体になります。舗装体の空隙は25%以上になるため、膨れによる反り返りが全くありません。
基盤層に大きな粒径のゴムチップを使用するので、接着剤として使うウレタン樹脂を減らすことが出来ます。よって40 mmの厚みで舗装してもコストは7,000 円台で済みます。
肉厚ゴムチップ舗装は大きな粒径のゴムチップを使用するので、小粒径のゴムチップを使用する場合と異なり、厚く施工しても材料のコストが少なくて済みます。このことから、既存の階段やちょっとしたつまづきににスロープを作ったり、遊具下に肉厚な衝撃吸収性舗装を行なうことも可能です。小さな粒径のゴムチップでは、材料コストが掛かりすぎてしまい、スロープを作ったとしても、非常に金額が高価になってしまいます。ゴムチップを大量に使用しなければ難しい場所にも、肉厚ゴムチップ舗装なら自在に対応することができるのです。
駐車等の車が乗る部分のゴムチップ舗装は厚みなければいけません。薄いゴムチップ舗装だとすぐに剥がれてしまいます。
従来、駐車場にゴムチップ舗装をするのは敬遠されていました。ゴムチップで舗装してもすぐに剥がれてしまい、耐久性に問題があったからです。
これは、ゴムチップ舗装が薄いと起こる問題です。ゴムチップ舗装が薄いと、下地のアスファルトやコンクリート面との接着がどうしても時間と共に弱くなるのです。車が乗ってゴムチップ舗装が伸縮するたびに、下地との接着が悪くなりはがれて行きます。
肉厚なゴムチップ舗装は、下地にアスファルトや、コンクリートを施工する必要がありません。砕石路盤に直接ゴムチップを舗装することができます。ゴムチップ舗装自体に自重があり、下地に接着させなくても反り返ったりしないことから、薄いゴムチップ舗装に比べて耐久性は非常に強くなっています。また、幼稚園等で遊具の周りに車を駐車したいことがあります。ゴムチップで遊具の周りを舗装されていると、駐車が困難に思われますが、肉厚なゴムチップ舗装なら耐久性が在るので、駐車しても何の問題も在りません。