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CPSCプレイグランドハンドブック1.序章

1章 序 章

1.1 適用範囲

このハンドブックは、プレイグランド施設の安全性に関する情報を指針の形で示す。このハンドブックは公共プレイグランド施設を手に入れ、取り付け、維持する人々の安全に対する認識をより促進することを期待して出版されている。“公共の”プレイグランド施設とは、公園の遊び場、学校、児童保育施設、公共施設、複合住宅、レストラン、リゾート地や娯楽開発、そしてその他公共使用地の施設が当てはまる。このハンドブックでの勧告は、2才から12才までの典型的な利用者を対象にして取り扱う。

 ハンドブックは、プレイグランドやリクレーション施設の職員、学校関係者、設備の購入者と設営者、そして保護者と学校団体のように公共プレイグランドの安全に関係するいかなる一般大衆にも使用されることを意図している。この指針は、アミューズメントパークの設備、通常スポーツでの使用を意図した設備、軟らがで落ち着いた遊具、プールなどに見られる設備、または家庭でのプレイグランド設備を意図していない。その指針はまた、大人が使うことを意図したフィットネスエクササイズ施設が、子供のプレイグランドに設置されているか隣接しない限り、これを含めないことにする。単に身体障害者のためだけに意図された遊具コンポーネントや、これらの使用者を受け入れるために改変されたものは、これらの指針の対象外である。

 多くの要因がプレイグランドの安全性に作用しているため、メリカのCPSCは義務的なルールよりむしろ指針の方が適切であると信じる。この指針は義務的な基準ではない。したがって、当委員会はプレイグランドの遊具に関わるケガを最小限にする唯一の方法として、これらの指針を承認しているわけではない。しかし、当委員会はこのハンドブックの助言がよりよい遊具の安全性に貢献すると信じている。

1.2 背景

 これらの指針は、1981年に公共プレイグランドの安全性のための2巻のハンドブックとして最初に出版された。これらは、1991年に1巻のハンドブックに代わった後、いくつかわずかな改訂を経て1994年に再出版された。1991年における安全指針は1990年3月の報告[資料1]でCOMSIS社によってCPSCに提供された助言に基づいていた。落下や頭部のケガは公共プレイグランドの設備に関連する主要危険事項である。このハンドブックは、1993年に最初に出版され1995年[資料2]に改訂された、公共プレイグランド設備のための自発的基準ASTM F1487における最近の変更点に対するスタッフの再検討に、ある程度基づく改訂を含んでいる。ASTMF1487は、このハンドブックより技術的な必要条件を含み、そして設備の製造者、建築家、設計者そして他のより技術的な情報を必要としている人々によって使用されることを主に意図されている。家庭のプレイグランド設備のための自発的基準、 ASTM F1148資料*は、このハンドブックでの勧告に類似した多くの規定を含んでいる。改訂版はまた、1996年10月にCPSCで開催したプレイグランドの安全性に関する円卓会議の際あるいはその後に受け取った利害関係者からのデータに基づくとともに、提案された改訂版に対する意見聴取(1997年5月)に対する文書回答をも含んでいる。今回の改訂における重要な2つの変更点は(遊具と)衣服のからみつきを最最小限にするためにある突起物を評価するのに用いる規定に関するものとプレイグランド設備のある箇所周辺の使用区域(かつては落下区域という)の減少とである。ハンドブックの1994年版に対する他の変更点は、多少の勧告を明示したことと、そしてASTMの自発的基準との不一致を少なくしたことある。注目すべき変更は付録Eにまとめて載せられている。

1.3一般的議論

 プレイグランドで遊ぶことにより、子供たちは日に日に成長し、一連のチャレンジを段階的に進めることでかれらの技量がテストされていく。与えられたチャレンジは年齢に応じた能力にふさわしくあるべきであり、子供がそれと認め、試みようと選ぶことができるものであるべきだ。

  幼稚園や就学年齢の子供は肉体的な大きさや能力だけでなく、彼らの認識と社会的技術においても劇的に異なっている。したがって、年齢にふさわしいプレイグランドの設計は、施設の種類、大きさ、そしてレイアウトに関して、これらの違いに対応できるようにするべきだ。このハンドブックの全体にわたって、就学前や就学年齢の子供が異なる要求を示すと勧告している。ここで、「就学前の年齢」とは2歳から5歳であり、「就学年齢」は5歳から12歳の子供を指す6プレイグランド遊具の使用に関して現実には、これらのグループは重なっており、安全面での境界となる。

 このハンドブックの勧告は最年少の利用者が2歳の子供であるという仮定を基礎としている。したがってこれらの勧告のとおりに建造されたプレイグランド遊具は2歳以下の子供にはふさわしくないかもしれない。

  プレイグランドの設計者、設営者そして操作を行なう人は、アメリカ身体障害者法1990(ADA)が雇用、公共サービス、輸送、公共的な施設(私的な団体により行われている多くのサービスを含む)そして遠隔通信において、障害を理由に差別されることを禁止していることに注意すべきである。法律の珪呂聾共施設の定義を含んでいる。それは、「プレイグランド、動物園、アミューズメントパーク、または他のレクリエーションエリア、さらには学校、保育園、デイケアセンター、そして体育館、ヘルススパー、他には運動やリクレーションをする場所」などである。身体障害者がプレイグランドへ近づきやすくするために特別連邦命令が将来発表されるよう期待される。これらの連邦命令は新しくプレイグランドが計画される時、または現存のプレイグランドが改装される時と同じように、現存するプレイグランドについても変化を要求するものである。


翻訳:岩手大学 農学部生活環境工学科   藤井 克己 教授
この文章はCPSCハンドブックより引用したものである。
CPSC Webアドレス http://www.cpsc.gov
ハンドブック原本のアドレス http://www.cpsc.gov/CPSCPUB/PUBS/325.pdf

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