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路面電車に思う


路面電車

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2007年9月12日(水曜日)

9月11日「路面電車」第2回(路面電車=便利)

Filed under: 路面電車 その他 — utida @ 09時46分24秒

小生は週に1?2回仙台アメ横へ食材を買いに行く。スーパーと比べ、野菜、魚、肉、果物全て新鮮で安い。(時たま外れることはあるが)買う店は大体決めている。違う店で、時たま思わぬ良いものに出会うこともある。そんな時は得をした気分で夕食が楽しい。(特にその食材が旨ければなおさらである。)
それでも以前より客足が少ないような気がする。特に魚に関してはスーパーより安く(3割方安い場合がある)新鮮なものがあるのに不思議に思う。店の主に聞いてもかなり減ったようである。我が家の女主人は不便だからと言う。何が不便であるかと問うてみた。1)車がないと行けない。2)小家族だと量が多く残る。3)空間が狭く小さい子供連では買い物がしずらい。4)家での魚調理に時間、手間が掛かる。お刺身にはワサビ、かつらむき大根がついていない。肉もパッケージに入っていないので、其のまま冷蔵庫へ入れられない。5)食材以外の物は別な所で買う必要がある。これが不便であるという大方の内容である。確かに安く、旨いのは理解しているが毎日のことになると便利な方が良いとなる。(手抜きができると言う訳だ)言われてみればコンビニもそうである。ジュース1本の値段はスーパーの方が安い。大方の商品はスーパーと比べて高い。味は変わらない。近くて、いつでも利用できる便利さがある。レジで並ぶこともない。

元来資本主義経済における消費は、効率、価格だけでは成り立たない。ましてや環境問題は二の次だ。自分の好みに合ったものを、自分が気にいった店で買い物をするわけだ。
このことは移動手段としての交通手段にも当てはまる。我々の移動手段は自家用車、タクシー、自転車から新幹線、飛行機等と多種にわたる。一番便利と思われる方法を利用していると思う。当然掛かる費用も計算して。やはりこの場合にも環境問題は二の次である。

公共交通機関として路面電車の普及が議論されている。その論点の切り口に環境問題が多い。路面電車を取り入れることにより、我々の生活がこんなに便利になると言う論調は殆ど見られない。その点に疑問を感じている。現状の車社会には多くの環境問題がある。また原油価格は高値を更新している。公共交通機関の利用によりかなりの問題は解決する。このことは多くの市民が理解している。だけれども利用者は少なく赤字経営が続く。仙台の地下鉄は赤字の垂れ流しである。(それでも更なる工事が始まった。人口が二百万人超えるまで赤字の垂れ流しはつづく。地下鉄建設反対者の意見でケヤキ並木の伐採があるが的を得ていない議論である。仙台の街並みを代表するものはケヤキだけなのかと問いたい。ましてや排気ガスのたまり場となるケヤキはセンター部分の間引きも必要である。)
各行政で公共交通機関を検討する場合、如何に利用する市民が便利であるか実証することが必要である。

路面電車の普及議論においてもこのことが肝心と思う。まずはじめに便利である。そして迷惑極まりない渋滞を解消し、環境にやさしいよと来れば、経営は上手くいき、路面電車は大きな支持を得ることができる。(広島、豊橋、長崎、松山等がそれにあたる。一度利用し実感してみてはどうだろうか。)

路面電車との比較で地下鉄は、地下への入口からホームまでかなりの距離がある。風景の楽しみが全くない。建設コストが高いため運賃が高い。路面電車よりはるかに多くの電力を消費している。またバスは所要時間が不規則である。ブレーキによるショックがかなりある。渋滞の原因となることもある。老朽車が多い。大いに改善の余地がる。

公共交通機関を利用することで、市民生活が便利になるためには、交通手段の組み合わせが必要である。単一手段では難しい。また将来を展望した都市計画が必要である。

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