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路面電車に思う


路面電車

路面電車について考える

2007年7月26日(木曜日)

路面電車について考える

Filed under: パリの路面電車 — utida @ 09時37分58秒

ストラスブールの路面電車

第1回 7月24日 待ちに待った快晴だ!

起床するなり、窓という窓を開け、外気を取り込む。今月10日から続いた雨から解放された。思わず心が浮き浮きしてきた。しばらくお天気が続くとよいが!

はじめに二か所のアドレス

1)

http://www.tramway.paris.fr/

2)

http://www.tbs.co.jp/uwasa/20070722/

を掲示します。

1)は昨年12月16日に開通したパリの路面電車のサイトである。

2)は現在議論されている宇都宮市のLRT(Light Rail Transist )の報道内容である。

小生の路面電車体験は、社会人になる前の豊橋、岡崎の路面電車、社会に出てからの、高知、松山、広島、札幌、函館、京都がある。
海外ではストラスブール、リヨン、グルノーブル、アムステルダム、ミュンヘン、フラインブルク、クライストチャーチでの体験がある。どこも使い勝手の良い乗り物だという印象が残っている。豊橋、松山、広島は市民生活に溶け込んでいる。目的地までの移動時間は車、バスより速く、快適でもある。

ストラスブールの路面電車は開業した直後に乗った。一日乗車券(22フラン約440円)を購入し、駅から乗り込み半日乗り降りを繰り返した。駅近辺の一部は地下に潜って運行していた。
とにかく強烈な印象を受けた。芝軌道内も歩いてみた。日本の路面電車と比べたとき、かなりのジェラシーを感じたことを記憶している。
(1994年12月、今はなき岡並木先生と7名で視察に行った。その時一緒であった宮川浩一氏が「長崎のチンチン電車」という本の中で詳しく書いている。)ストラスブールは人口約25万人(都市圏の人口は約45万人)、日本で言えばどこにでもある一地方都市と規模は同じである。(あえて違いを挙げれば、EUの議会場を擁する国際都市である)
今日我が国で、トラムの話になると必ずと言っていいほどストラスブールの名前が出てくる。路面電車を計画している自治体の多くが見学に訪れているようである。
(時期は定かではないがNHKのBS?で昨年放映したことがある。かなり進化したストラスブールの映像を見た。)
下の写真はストラスブールの開業間もない頃の写真である。(1994年12月)
写真右側が以前の交通渋滞した町並みである。左側が路面電車開通後の町並みである。現地に写真看板が立てられていた。

写真右側が以前の交通渋滞した町並みである。左側が路面電車開通後の町並みである。現地に写真看板が立てられていた。

車道と路面電車を旨く区分している。

車道と路面電車を旨く区分している。

軌道敷き内の芝の状況である。今ではもっと周りが整備されているはずである。

軌道敷き内の芝の状況である。今ではもっと周りが整備されているはずである。

車の渋滞、環境問題、原油の高騰、駐車場問題等から公共交通機関の利用促進が昔からテーマとして取り上げられている。対象となる交通機関は、地下鉄、バス、路面電車、モノレール、鉄道と多義に分かれている。その運営も民間、自治体、三セクとある。
しかし現実には、朝夕見かける光景は車の渋滞である。その車には1人乗車が殆どと言える。時間帯等で、バス路線を優先している地域も多々あるが、趣旨に沿って機能しているか疑問である。

最近の議論でも、町おこし、環境問題、観光目的で路面電車云々という議論も見受けられるが、本質から逸脱していると言える。本来地域住民の移動手段として何を使うかという議論から始めねばならない。そのためには、少なくとも100年先の、都市未来像から議論を始めるべきである。又その地域の地形、気候、自然災害、経済活動、人口及び年齢構成も重要な要因である。当然、投資金額、及びその回収も考慮した議論を必要とする。
一度自分の生活圏で各自が思考することから始めたらと思う。(つづく)

有限会社環境緑化エンジニアリング; 2005-2011 http://www.kankyo-enjinia.com/