弊社では、2002年の3月から廃タイヤゴムチップを使った芝生舗装の開発を行ってきた。それが従来施工してきた、スクールターフ、目土散布、混合土、下地基盤層の開発となった。スクールターフは芝生舗装として最適な方法と言えるが高コスト、施工技術の難点から普及が困難なことが判明した。もっとも芝のレンタルという範疇ではスクーターフの右に出る工法はないと言える。
そこで1年ほど前から、スクールターフにより近い工法開発の模索を続けてきた。その集大成がターフチップゴムチップ基盤芝生工法である。この工法は廃タイヤゴムチップを、暗渠排水、基盤層、床土層、目土に使う工法である。その基本的な構造断面は下記の断面である。
暗渠排水:30~50mm又は15~25mm粒径のゴムチップを使用する。不織布にて外周を覆う。排水端末には約2mほど排水管を埋設し、集水桝へ繋ぐ。
個人庭、または施工面積が500m2以下の小規模な面積の場合に は基本的に省略する。又、基盤層を厚く(10cm以上)設計した場合や、勾配が急な(2%以上)芝広場では省略する。
基盤工:3~8mm、10~15mm、15~25mm粒径のゴムチップを使用する。施工厚さにより粒径を変える。施工厚さが5cmの場合3~8mm粒径を使う。厚さが10cmの場合には10~15mm粒径を使い、15cmの場合には15~25mm粒径を使う。施工厚さは、下記数値を標準とする。
| 施工対象 | 施工厚さ |
| 個人庭、施工規模が200m2以下 | 5cm |
| 園庭、施工規模が1000m2以下 | 8cmから10cm |
| 勾配が2%前後の公園広場等 | 5cmから8cm |
| スポーツ競技場 | 10cmから15cm |
| 小中学校の校庭 | 8cmから10cm |
床土工:混合土の配合は重量配合(自然乾燥密度)で山砂、川砂、良質土80~85%に対して20~15%ターフチップを混合する。ゴムチップの粒径は1~3mm、又は3~8mmとする。施工厚さは、下記数値を標準とする。
| 施工対象 | 施工厚さ |
| 個人庭、施工規模が200m2以下 | 8cmから10cm前後 |
| 園庭、施工規模が1000m2以下 | 10cm前後 |
| 勾配が2%前後の公園広場等 | 10cm |
| スポーツ競技場 | 15cm前後 |
| 小中学校の校庭 | 15cm前後 |
目土:ゴムチップの粒径は1~3mmとする。散布量は3kg~5kgである。
芝については目的、用途に合った芝で構わない。また、育成した芝でも種子でもどちらでもよい。張り芝直後軽度な歩行、軽度な使用はなんら問題はない。ただし、施工時期はなるべく芝の活性時期が好ましい。肥料は市販されている化成肥料で良い。出来ればコーティングされたものが良い。また夏芝にオーバーシードすることも構わない。
我が家の庭は水はけが悪く、花、木の生育が悪い。植えても短期間で根腐れす る。また野菜を育てているが水はけが悪く、収穫があまり好ましくない。この 様な場合、ゴムチップ基盤芝生ゴムチップ基盤芝生工ゴムチップ基盤芝生工工法の基盤層で使うゴムチップを5cmから10cm程度敷き均 した上に客土して植物を育ててください。今までとは様変わりすると思います。
植木の場合には40~50cm下に20~30cm敷き詰めてから客土して植えて 下さい。根腐れは防げます。ゴムチップは軽く、施工性も良いのでどなたでも 施工ができます。暗渠排水も簡単に施工できます。 スポーツ広場、校庭のグランド、庭が固いという話をよく聞きますが、こんな 場合にも表土下10cmに基盤層で使うゴムチップを5cmから3cm敷き均して 問題は解決できます。同時に排水もかなり良くなります。 このように廃タイヤゴムチップは、我々の身近な生活で多い に役立つものです。廃タイヤを有効に利用しましよう!!
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