ラバーチップを目土のように1m2当り3kg~8kg表面散布し、芝生の生育を良くする方法です。
芝の生育にとっては、根頭組織は葉,茎および根を再生させる為の源であります。砂の散布は、砂の研磨作用により芝生に多くのストレスを与える結果となり、生育を阻害する恐れがあります。
冬芝は、土中温度が10℃以下になると成長が遅くなる。また、夏芝も土中温度が18℃以下になると生長が遅くなる。目土ゴムチップは土壌表面の温度低下を遅くする効果がある。土壌表面の温度低下を遅くする原因はゴムチップの色と大きく関係している。通常のリサイクルゴムチップは黒色である。ゴムチップが熱を吸収しやすい色なので温度低下を遅らせ、芝生の生長が難しい外気温でも成長することが可能となる。ただし、夏芝生が冬超えをするほどの効力は無い。
ゴムチップを芝生表面に散布する事で、芝生の根頭組織を保護できます。ゴムチップが空隙(空間)を確保し、直接根頭組織や芝葉の磨耗を防ぐので、踏圧に強い芝生になります。
ゴムチップは一見熱を持って芝生を駄目にしてしまいそうですが、夏場に弱い冬芝生に散布すると遮光効果があり、逆に芝生を熱から守ります。
夏芝生(ホフク系の芝生)は冬場に冬眠に入ります。冬場に冬眠に入ってしまうと、もう成長はしません。成長を止めた芝生の上に乗って競技をするとどうしても芝生を痛めてしまいます。本来なら夏芝生は、成長力が速いので、芝生の上で競技を行なって痛んだとしても、比較的短期間で復元しますが、冬眠に入った夏芝生は成長を止めているので、痛んでも復元しません。この状況で使用を続けると春先には完全に芝生が剥げてしまうこともあります。夏芝生が一年しか持たないといわれる理由にはこのような原因もあります。芝生を張った最初の夏は綺麗ですが、翌年の春にはよく使用する部分だけが剥げてしまうのです。

ではどうすればいいのかというと、ゴムチップを散布する方法があります。冬眠に入った夏芝生にゴムチップを散布する事で、夏芝生の茎や根を磨耗による擦り切れから保護するのです。使用方法は、適量のゴムチップをよく使用する部分に散布するだけです。ゴムチップにより磨耗から保護された夏芝生は、保護されていない場合と比べて、春に新芽を出し綺麗になるスピードが全く違います。保護されていない夏芝生は、新芽を出したくても出せない状態になってしまっているのです。これは磨耗により芝生の根や茎が切断、もしくは床土ごと掘り返されているためです。

使用するゴムチップは1mm~6mmの粒径の物を使用します。あまり粒径が大きすぎても駄目ですし、小さすぎてもいけません。1mm~6mmの粒径で芝生の状態に合わせて使用します。この粒径のゴムチップは入手が容易いので、コストを落とすことができるという特長があります。その他にも、景観上の問題や、芝生にかかるストレスの問題を配慮すると、この粒径が一番芝生の目土に合っているということになります。

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