HIC(頭部損傷基準)とは何か? - 遊具下ゴムチップ舗装

遊具下衝撃吸収性ゴムチップ舗装


遊具下ゴムチップ舗装  【RGペイブ】
トップ  >  ゴムチップ舗装の設計について  >  HIC(頭部損傷基準)とは何か?

HICの数値は頭部へ与えられた衝撃の強さを表す数値です。


 生物の中で人間ほどすばらしい機能を多く持っている生き物はいません。特に考えると言う機能では人間ほど進化した生き物はいないと思われます。その機能を精確に動かしているのは、頭髪、頭蓋骨によって守られている脳である。

 確かに、手、足、その他の部分も人間が生きていくためには大事であることはいうまでもありません。幼児が成長過程で、遊具と親しむことにより、物理的な運動の法則とか、並んで順番待つと言う社会的なルールを学んだり、痛い、熱い、と言う五感を通じて成長しながら、脳に多くの知識が蓄積されていきます。

 遊具に関する事故は、どの国の調査でも、遊具からの落下が50%以上を占めています。落下事故により、手、足をすりむいたり、骨折することは無いのが一番ですが、100%無いとはいえません。現に数多くの事例が報告されています。地球上に引力がある限り、落下事故はなくなりません。

 もしも、落下事故により、幼児の脳へ大きな損傷与えたてしまったらもっと大変なことになります。幼児は遊びの中でどんな行動を取るかなかなか推測できません。落下等による脳への損傷程度を表す数値がHICの数値です。この数値は、ヘルメット、自動車のフロントガラス等、頭部に関する安全基準値として、世界各国で使われています。

米国消費者製品安全委員会

遊場表面材 CPSC文書#1005  より一部引用

遊場設備下および周辺の表面は、落下の潜在的損傷発生力を決定する際の主要な要因になり得る。

衝撃吸収面に落下した場合のほうが、硬い表面に落下した場合より重大な損傷の発生する可能性が低くなることは自明のことである。

落下に由来する頭部の衝撃損傷は生命を脅かす可能性があるため、表面の衝撃吸収性を高くすればするほど、損傷の重大さが減少する可能性は高くなる。しかし、どのような遊場表面材を使おうとも、落下に起因する損傷すべてを防止することはできないことは認識すべきである。

1. 表面材の衝撃吸収性の測定

ヒト頭部の衝撃損傷に対する閉値許容度を正確に予測したデータはない。しかし、生物医学研究者らは、そのような損傷がどのような時に生命を脅かすことになるかを決定するのに使えると思われる方法を2つ確立した。

そのひとつは、衝撃中の頭部のピーク滅速度が重力による加速度の200倍(200G'S)を超えない場合は、生命を脅かす頭部損傷は起きそうにないと考える方法である。第二の方法は、頭部の衝撃損傷を評価する場合には、衝撃中の頭部の減速度と、頭部が減速して停止するまでの時間の両方が重要であるとする方法である。この後者の方法では、ある数式を用いて、頭部損傷基準(HeadlnjuryCriteria=HIC)として知られる数値を導き出す[注:Collantes,Margaritsa,遊場表面材-の落下の結果として頭部衝撃損傷が発生する可能性を推定するための、頭部損傷基準(HIC)の使用の重要性の評価;米国消費者製品安全委員会、ワシントン,D.C.20207、1990年10月。]HICが1,000の数値を超えなければ、頭部衝撃損傷は生命を脅かさないと考えられる。

遊場表面材の衝撃吸収性の評価にもっとも広く使われている試験方法は、計器をつけた金属製- ツドフォームを材料の試料上に落下させ、衝撃中の加速度/時間パルスを測定する方法である。そのような方法は、ASTM の遊場設備下および周辺の表面系の衝撃減衰に関する標準仕様、ASTMF1292に記述されている。[ASTM,1916RaceStreet,Philadelphia,PA 19103]

試験方法、解析方法等詳しい内容は、

RGペイブ ― 遊具下の頭部打撲傷基準値をご覧ください。


写真はHIC衝撃試験機

写真はHICの現場試験状況

プリンタ用画面
友達に伝える
前
遊具の落下高さとゴムチップ舗装厚の関係一覧表
カテゴリートップ
ゴムチップ舗装の設計について

ゴムチップ舗装メニュー
遊具下衝撃吸収性ゴムチップ舗装
ゴムチップ舗装に使用する材料について
ゴムチップ舗装の設計について
Q&A
施工実績
遊具下ゴムチップ舗装の参考価格
試験
都市公園における遊具の安全確保に関する指針
遊具からの落下事故データベース
カタログのダウンロード
有限会社環境緑化エンジニアリング; 2005-2011 http://www.kankyo-enjinia.com/