杉樹皮を混合しても同じです。かえってより硬くなることもあります。杉樹皮等の繊維は土粒子を結合させ、安定させるのが主目的です。壁土の中へワラを混入するのと同じです。
その事は、世界各国で実証されています。必要な場合にはJATMA/JTRAが行った試験データを開示いたします。
)樹皮繊維が腐敗しにくい理由は、樹皮に含まれている油分及びリグニンが分解しにくいため、7~8年経っても腐敗しないのです。抗菌作用があるから腐敗しないのではありません。
)樹皮に含まれている特殊な方法で抽出したアビエタン型ジテルペンキノン化合物には、殺菌力はありますが、含有量は微量であり、樹皮そのものに殺菌力があるとはいえません。
)特殊な方法で抽出した樹皮成分には、抗菌活性はあります。このことは、当社と岩手大学小藤田先生の共同研究により木材学会(第47巻第6号)で認められました。他のバーク材と比較した場合、樹皮そのものにも抗菌活性はあるといえます。
密度の大きく異なった物質,高含水比な物質を均一に混合するのに最適なシステムです。トラクター等で混合した場合、長時間掛けても混合むらができ、均一な混合は不可能です。混合むらがあるとその部分の杉樹皮繊維が飛散します。また、密度の小さな物質(非常に軽い物)は一切粉砕されることはありません。従って樹皮繊維を混合によって粉砕することはありません。もし、トラクター等で混合する場合は、十分気をつけて行ってください。
混合土の上で運動等をしなければ効果はありますが、スポーツ施設ではスパイク等でかなりハードに使われ、路面が荒れて飛散をおこします。こういった事を抑制するために、CCクレイ混合土の基盤土は0.075mmふるい通過率とその物性値(球状試験)が重要であり、土改材として樹皮繊維以外に人口オイルサンド,塩化カルシウムを混合することが必要です。クレイ舗装にしようする基盤土は必ず土質試験を行ってから使用してください。
当社としては、5mmふるい通過率を10%以下に調整、出荷しています。繊維はつなぎ材として使用します。
杉のヒノキの樹皮には撥水性がありますが、撥水性を抑制するか、取り除いたほうが保水力が高まり良いのではないですか?
杉等の樹皮には、かなりの撥水性があります。
撥水性を抑制する方法としては、
)少し炭化させる。
)界面活性剤処理をする。
)微細粘土附着処理を行う。
等があり一時的、短期間的な効果はありますが、長期的には効果はありません。撥水性を抑制することは、腐敗しやすくなります。また、土と混合することにより撥水性はある程度抑制されます。当工法は、逆にこの撥水性を利用して混合土に水分が多く含まない様にし、水はけの良い舗装にします。撥水性を抑制する必要はまったくありません。
わが国で使用されているクレイ舗装の材質について透水試験を行った結果、初期透水係数は10-5程度です。その後、短期間で10-5~10-7になり、ほとんど不透水な状態です。2~4ヶ月に一度トラクター混合を行った場合には、初期透水係数が維持され透水性があるといえます。ただし、土の細粒化現象により透水性は悪くなります。この様な管理は全く行われていないため、クレイ舗装は不透水であり、暗渠排水は不要といえます。路床面より湧き水がある場合には暗渠排水が必要です。
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KTS-CCクレイ工法のQ&A |